終了報告:男女共同参画基礎講座「もりおか女性塾」
終了報告
センターコメント
この講座では、少女の定義から始まり女性の生き方など、興味深いお話に参加者は関心が高まり、無意識の偏見等の発見がありました。少女マンガが生き方を考えるときの「人生の参考書」というお話には、目から鱗が落ちる思いでした。
2回目の読書会では、10代~60代と幅広い参加者の皆さんと感想や意見交換を通して世代間交流もでき、様々な気づきを得られた新鮮な講座でした。
身近にある少女マンガをこの機会に皆さんも少し視点を変えて読んでみるとまた違ったものが見えてくるかもしれませんね。
参加者の声
・少女マンガを学術的に見たことがなかったのでとても面白かったです。また先生が男性、女性、その他の性をフラットに考えていらっしゃると分かりとても良いなと思いました。
・少女の定義から始まり、予想外の展開でしたが、歴史も含め深く知ることができ、大変充実した時間でした。読んだことがある作品が出てくれば新たな視点が新鮮で読み返したくなり、読んだことがない作品は早速購入して読もうと思いました。
・多面的に見ることができ、たくさんの気づきがありました。先生の具体的な対処方法(女性から男性への説明は難しいなど)は、普段の生活で感じていた事なので、そちらもとてもためになりました。「私たちには言葉が必要だ」を早速ポチりました。
・読書会のワークでは、様々な意見があり、とても面白かったです。特に、学園の中のアイドルと実際のビジネスとしてのアイドルの相違点として、女子学生が搾取されている構図に着目する意見や、「特権に気づかない男性」にどうすればいいか、など解決策まで論が進んでいたので参加者にとっても有意義な時間だったと思います。
講座・イベント詳細
チラシ
とき
第1回:令和4年1月6日(木曜)
第2回:令和4年1月20日(木曜)
【全2回】18時30分から20時30分
講座内容
少女マンガを題材にジェンダーの視点からちょっと深堀りしてみませんか?
あなたは家庭や職場で「もやもやするなぁ…」「生きにくいな…」と感じることはありますか?
この講座では、”女性の生き方””ジェンダー平等”について少女マンガというフィルターを通して考えます。
マンガを愛し、研究をしているトミヤマユキコさんと一緒に楽しく学びましょう!
第1回 少女マンガとジェンダーの関係性を知ろう!
少女マンガは「人生の参考書!?」
第2回 作品を通して考えてみよう!
マンガ読書会 牧野あおい『さよならミニスカート』
※ 可能な限り、事前に「さよならミニスカート」をお読みになり、ご参加ください。
(もりおか女性センター図書コーナーにもございます。貸出希望の方は事前にご連絡ください。)
【講師】トミヤマユキコさん(ライター、マンガ研究者、東北芸術工科大学講師)
[プロフィール]
1979年秋田県生まれ。
早稲田大学法学部 同学大学院文学研究科を経て、2019年より東北芸術工科大学芸術学部講師。
ライターとして日本の文学、マンガ、フードカルチャーなどについて書く一方、大学ではマンガ研究者としてサブカルチャー関連講義を担当。朝日新聞書評委員、手塚治虫文化選考委員。
著書:『パンケーキ・ノート』(リトルモア)
『大学1年生の歩き方』(共著、左右社)
『夫婦ってなんだ?』(筑摩書房)
『少女マンガのブサイク女子考』(左右社)
形式
オンライン参加(Zoom)
対象
テーマに関心のある女性
※盛岡市内在住の方・2回参加出来る方優先
定員
10人
費用等
無料(ただし、通信料はご自身の負担となります)
申し込み方法
申込みフォームからお申込み 先着順に受付
申込みは12月6日(月曜)12時から
その他
・参加URLは、開催2日前までにメールでご案内いたします。
・インターネット接続環境のあるパソコンやスマートフォン・タブレットにZoomアプリのダウンロードが必要です。
・通信料は参加者のご負担です。
申し込み・問い合わせ
もりおか女性センター 電話:019-604-3303
主催
盛岡市、もりおか女性センター