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オススメ図書2024年3月

オススメ図書(2024年3月) 君が世界を見捨てても世界が君を見捨てない 【瀬戸しおり//著 幻冬舎 2006年】 「精一杯、死ぬまで笑って生きる」 家族にも学校にも見捨てられ、著者である彼女はついに自分自身をも見捨ててしまいます。大学3年のある日、ついに生きることを諦め飛び降りようと思った彼女でしたが、姉に連れていかれた病院で主治医に出会い、人生が変わっていきます。 辛いこと、苦しいこと、悲しいこと。今、人生の暗闇にあっても、いつか必ず暗闇から抜け出せる日が来る。どんな逆境にあろうとも、人は人に生かされ、世界に生かされている。そんな当たり前が、どんなに素晴らしいことかを実感できる一冊となって...
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新着図書(2024.03)

新着図書(2024.03) 図書コーナーの「新着図書(2024.03) 」を紹介します。 どうぞご利用ください! 【ジェンダー格差 実証経済は何を語るか】    牧野 百恵/著    中公新書    2023年8月 【ジェンダー目線の広告観察】  小林 美香/著   現代書館     2023年9月 【女性不況サバイバル】  竹信 三恵子/著 岩波新書  2023年7月 【財産は?お葬式は?認知症になったら?ふと、終活のことを考えたら最初に読む本】  加藤 光敏/著 日本実業出版社 2023年11月 【女性の発達障害 困りごとにどう向き合うか(健康ライブラリー)】  司馬 理英子/著 講談社 ...
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オススメ図書2024年2月

オススメ図書(2024年2月) せかいでさいしょにズボンをはいた女の子 【キース・グレー//作 石井睦美//訳 光村教育図書株式会社 2020年】 最初にズボンをはいた女性のひとり、メアリー・エドワーズ・ウォーカーをご存じでしょうか。 これは約150年前、女の子の服装は窮屈なドレスだけという時代に、メアリーが自らの意思でズボンを履くという行動をした、実際の話に基づいて書かれた話です。 ズボンを履き、「わたしはわたしの服を着ている」と訴えたメアリー。 現代の私たちが、好きな物を着ることができるのも、当時の社会の常識に疑問を投げかけ、道を切り拓いてくれた方々のおかげです。 常識とは何か。当り前とは...
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オススメ図書2024年2月

オススメ図書(2024年2月) 働きながら社会を変える。ビジネスパーソン「子どもの貧困」に挑む 【Living in Peace 代表 慎 泰俊//著 英治出版株式会社 2011年】 外資系金融機関で働いていた26歳の著者は、児童養護施設での出来事をきっかけに、同世代の仲間を募って風変わりな組織を立ち上げました。目的は、みんなの空き時間を集めて貧困をなくすことです。 ビジネスマンとして働く傍ら、パートタイムのメンバーだけでNPOを立ち上げ、仕事をしながら社会を変えていくことを体現されています。 実際に足を運ぶことで、感じたことや課題を見つけ、解決するために行ってきた活動が書かれています。 日本...
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オススメ図書2024年1月

オススメ図書(2024年1月) 精神科医が教えるストレスフリー超大全 【樺沢紫苑//著  ダイヤモンド社  2020年】 生きていくうえで、ストレスは避けることができません。 本書では誰しもがストレスを感じる「人間関係」「プライベート」「仕事」「メンタル」「健康」という5つのテーマに対し、「科学的なファクト」と「今すぐできるToDo」を紹介しています。 精神科医である著者の経験から、悩みをどう捉えてどう解決していくかのプロセスと、様々な悩みに対する具体的な解決策で、「○○疲れ」をラクにしてみませんか? 新着図書はこちら オススメ図書はこちら
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オススメ図書2024年1月

オススメ図書(2024年1月) 紫式部のメッセージ 【駒沢喜美//著 朝日新聞社 1991年】  2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公の紫式部が書いた「源氏物語」をジェンダー視点で読み解く一冊。  著者によれば、「源氏物語」の主人公は光源氏ではなく女性たちである。 あらゆる点で男性中心の権力構造をもった社会、そのなかで理不尽な生と性を余儀なくされた女性たち。男女の関係、家族のあり方に紫式部が「源氏物語」を通して何を伝えたかったのか考察している。 新着図書はこちら オススメ図書はこちら
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オススメ図書2023年12月

オススメ図書(2023年12月) 折れない心の作り方 【齋藤孝//著 文藝春秋 2008年】 心が折れやすい時代になっている、と筆者は言います。 教育の現場でも、会社でも、簡単に心が折れてしまう人が急増している昨今において、     「折れない心を作る」=「正しい自己肯定をする」ための3つの道を提案している本書。 縁を大事にすること、人と深く交わること、アイデンティティの根を張ること。この3つをテーマに、筆者自身の体験から得た知見を紹介しながら綴られる文章から、人と社会の在り方を見つめることが出来る一冊となっています。 新着図書はこちら オススメ図書はこちら
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オススメ図書2023年11月

オススメ図書(2023年11月) こんな生き方がしたい ファッションデザイナー ココ・シャネル 【実川元子//著 理論社 2000年】 高級ブランド「シャネル」を創設したファッションデザイナー“ココ・シャネルの生涯がつづられています。 男性社会の中で、女性の自由と権利をファッションを通して主張した女性。仕事へのプライド、恋愛を肥やしにして進んでいく彼女の姿を想像すると、勇気が湧いてきます。 児童書なので、難しい言葉を使うことなく、とても読みやすい一冊です。 新着図書はこちら オススメ図書はこちら
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オススメ図書2023年11月

オススメ図書(2023年11月) 今日も誰かが悩んでる「人生案内」100年分 【読売新聞生活部//作 中央公論社 2015年】 1914年(大正3年)に連載を開始した読売新聞のコラム「人生案内」100年分から厳選したQ&Aが掲載されています。 時代が違っても、現在と変わらない悩みもあれば、その時代特有の悩みもあり、興味深く読み進めることが出来ます。人は誰でも悩みを抱えているものですが、誰かに打ち明けるのは難しい。そんな時に本書を読み、他者の悩みを見つめて自身の悩みを俯瞰することが出来るかもしれません。 お手に取ってご覧ください。 新着図書はこちら オススメ図書はこちら
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オススメ図書2023年10月

オススメ図書(2023年10月) くまのトーマスはおんなのこ                         ジェンダーとゆうじょうについてのやさしいおはなし 【ジェシカ・ウィルトン//作 川村安紗子//訳 ポット出版プラス 2016年】 洋服や言葉遣い、色、遊びなど、小さい子どもたちの社会の中でも、無意識の中でジェンダーによって決まっていることって、実は沢山ありますよね。 作者のジェシカ・ウォルトンはバイセクシュアルの女性。父親がトランスジェンダーだと言います。この絵本がつくられたきっかけは、作者者の1歳半の息子に、家族の多様なあり方を伝えるものが欲しいと思ったからです。優しく伝わりやすい内...