【終了報告】認知症の当事者と家族それぞれが自分らしく生きるために~時計屋カフェ一座による経験的語り

講座・イベント

 アーカイブ配信:認知症の当事者と家族それぞれが自分らしく生きるために~時計屋カフェ一座による経験的語り

9月26日(土)に開催された
「認知症の当事者と家族それぞれが自分らしく生きるために~時計屋カフェ一座のよる経験的語り~」のアーカイブ動画配信をいたします。

認知症の当事者、その家族、それぞれの生の声に接し、超高齢社会の現代において、認知症になっても自分らしく生きられる社会について、一人ひとりが考えていくことの大切さを学びました。

ご参加出来なかった方やご興味がある方は、是非この機会にご覧下さい。

アーカイブ動画はこちら→https://youtu.be/MkL2_QIFPXA

終了報告:認知症の当事者と家族それぞれが自分らしく生きるために~時計屋カフェ一座による経験的語り

終了報告

センターコメント

 コロナ感染拡大防止のため延期になっていた講座を無事開催することができ、10代から80代の方に参加いただきました。認知症の問題は、幅広い世代の関心事であることを実感しました。
 認知症当事者、現在妻の介護中の方、認知症の妻を看取った後に地域の見守りとして支援活動をしている方、出演者それぞれの立場の貴重な話を生で聞くことができました。参加者にとって認知症の理解を深める良い機会となったことがアンケートより窺えます。
 2025年には高齢者の5人に1人が認知症になると予想される時代、認知症になっても自分らしく生きられる社会について一人ひとりが考えていくことの大切さを学びました。

参加者の声

・それぞれの当事者の生の声(いつわりのない、かくすことなく、本音の部分を)ゆっくりきくことができました。病気の理解と、周囲の関わりがとても大切であることが再認識できました。

・認知症をオープンにすることで、つながりができて、生活がしやすくなっている、というお話をいただいたが、オープンにすることには、とても勇気が必要だったのではないかと思いました。地域の中で、認知症が特別なものではない、というように、あたりまえの風景のひとつとして受け入れられるようになればと思いました。

・それぞれのご家族のお話を通し、様々な困難があっても、今できることに焦点を当て、支援していけるのはとてもすごいことだと感じました。また、その後カフェを通して地域の活動や、個々の役割、生きがいに繋がっており、素敵だと感じました。

・自分らしく生きるというテーマ、大変重要なテーマであると思います。今後もジェンダーの視点でより多くの方々に発して欲しいと思います。

講座・イベント詳細

チラシ

チラシPDF

とき

2020年9月26日(土曜)13時30分から15時30分(2月29日から延期の講座)

講座内容

 認知症カフェで仲間となった認知症当事者と家族が、認知症になっても安心して暮らし続けるためには何ができるかをそれぞれの経験を通して語ります。
 配偶者が認知症になると、性別役割分担の意識により不慣れな家事や仕事を求められ、その負担感から最悪の場合、虐待につながることや、認知症当事者の思いがゆがめられることも懸念されます。
こうしたジェンダー(社会的性別役割)が引き起こす課題も含めて、認知症当事者と家族それぞれが「自分らしく」生きられるようにするためにはどうしていけばよいのかを、一緒に考える機会としましょう。

出演者

・和田與四郎さん
 (時計屋カフェ主催者:平成23年に認知症となった妻が亡くなった後、2年前から認知症カフェを主催)

・櫻野正之さん(滝沢市認知症の人と家族の会代表:平成19年頃から認知症の妻を介護)

・坂庭正一さん
アルツハイマー型認知症当事者:デイサービスでパンづくりをしたり、将棋大会にでる等の活動をしている)

・小川晃子さん(岩手県立大学社会福祉学部教授:坂庭正一さんの妻)

ところ

プラザおでって3階 ホール(盛岡市中ノ橋通1-1-10)

対象

テーマに関心のある方

定員

60人

費用等

無料

申し込み方法

電話:019-604-3303  先着順に受付
申込開始は9月4日(金曜)10時から

その他

専用の駐車場はありませんので、近隣の有料駐車場をご利用ください。
小さなお子さんと一緒に参加希望の方はご相談ください。

申し込み・問い合わせ

もりおか女性センター  電話:019-604-3303

主催

盛岡市、もりおか女性センター