終了報告:もりおか女性センターフェスティバル2020
終了報告
センターコメント
今年はオンラインによる講演&パネルディスカッションをYouTube配信にて、会場視聴とオンライン視聴という形で開催しました。
第一部では「誰も歩いたことのない道を」と題し、日本テレビ映画事業部プロデューサーの谷生俊美さんにご講演いただき、トランスジェンダー女性として生きる決意に至るまでの歩みやクリエイターとしての想いなどについてお話を伺いました。また、社会的課題を知り、考えるきっかけとなる映画の啓発力、“エンターテインメントの力”についてもお話しくださいました。
第二部は「映画を通して考える女性の人権」をテーマとしたパネルディスカッションを行いました。谷生さんが駐在していたイスラム圏の国での女性が置かれている状況の変化と日本との対比、アメリカ映画界におけるMeToo運動で女性が声を上げ始めた背景などについて語り合いました。
また「コロナ禍の今だから伝えたい!盛岡のひとり親リアルボイス」展示も多くの反響をいただきました。
新型コロナウイルス感染症の影響により今までとは違う形での開催となりましたが、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
参加者の声
・初めて女性センターフェスティバルに参加し、とっても良いお話が聞けたなと感じています。
谷生さんのお話の中で自分の背中を押してくれる言葉が沢山ありました。私もまだまだ先は
あると思いがちですが、今できることを全力でやりたいと思えました。
貴重な機会をありがとうございました。
・映画が与える、国や性別年代、立場を超えた気づきの強さについて考えさせられる時間でした。
ジェンダー問題やLGBT問題はなじみのない人からすると、説明してもとっつきにくい分野です
が、映画や本などを通じて伝えることで思考を超えて心で感じてもらうことができる素晴らしい
ツールなのだなと感じました。
また、谷生さんの考え方などは常にポジティブで知性があってとても刺激的でした。マインドセ
ットの転換期、すべての物事をプラスにとらえ、果敢に挑戦し続けたいと思いました。
・リアルボイス展示は、わかりやすくて見やすかった。リアルな声が聞けて良かった。
イベント詳細
チラシ
とき
令和2年10月9日(金曜)から 15日(木曜)
会場視聴:令和2年10月9日(金曜)13時から15時15分 ※映画上映を含む
オンライン視聴、展示:令和2年10月9日(金曜)から 15日(木曜)16時
内容
■「オンライン講演&パネルディスカッション」動画配信視聴
【オンライン講演】
「誰も歩いたことのない道を」
講師:谷生 俊美さん(日本テレビ放送網株式会社 事業局映画事業部 プロデューサー)
【パネルディスカッション】
「もりおか女性センター開設20周年 映画から考える女性の人権」
パネリスト:谷生 俊美さん
(日本テレビ放送網株式会社 事業局映画事業部 プロデューサー)
平賀 圭子
(NPO法人参画プランニング・いわて理事長、前もりおか女性センター長)
コーディネーター:植田 眞弘(もりおか女性センター長)
※会場視聴とオンライン視聴を選択(要事前申し込み)
会場視聴者のみ、映画「マララ-教育を求めて闘う少女-」の上映もあります
■「コロナ禍の今だから伝えたい!! 盛岡のひとり親リアルボイス」展示
ところ
会場視聴、展示:もりおか女性センター 交流コーナー
対象
どなたでも
定員
会場視聴:25人
オンライン視聴:100人
費用等
無料
託児
なし
申し込み方法
電話:019-604-3303
または、こちらの申込フォームからお申込み 先着順に受付
申込開始は、9月9日(水曜)10時から ※ 定員に達し次第、締め切り
その他
【会場視聴の方】
・新型コロナウィルスの影響により、やむなくオンラインのみの開催となる可能性があります。
・手指消毒、マスク着用のご協力をお願いいたします。また、当日体調が悪い場合は、会場参加
をお控えいただくようお願いいたします。
・専用の駐車場はありませんので、近隣の有料駐車場をご利用ください。
申し込み・問い合わせ
もりおか女性センター 電話:019-604-3303
主催
盛岡市、もりおか女性センター
共催
もりおか女性の会
後援
岩手県、朝日新聞盛岡総局、読売新聞盛岡支局、毎日新聞盛岡支局、河北新報社、岩手日報社、盛岡タイムス社、NHK盛岡放送局、IBC岩手放送、テレビ岩手、めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、ラヂオ・もりおか、情報紙ゆうゆう、独立行政法人国際協力機構東北センター、公益財団法人盛岡国際交流協会、盛岡市肴町商店街振興組合