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オススメ図書2023年7月

オススメ図書(2023年7月) おしゃべりから始める私たちのジェンダー入門 【清田 隆之(桃山商事)//著 朝日出版社 2023年】  7月28日(金)に開催したジェンダー・スタディツアー第4回目の講師、清田隆之さん(文筆業/恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表)の最新刊。  本書は、40代、双子を育てる父であり、フェミニズムに日々向き合う文筆家でもある清田さんが、日常の中でモヤモヤしたこと、これって変じゃない?と思ったことを言語化したエッセイ集。ジェンダーをめぐる問題や育児のこと、メディアコンテンツ、自身のパワハラ経験など多岐にわたるテーマを扱った44本のエッセイが収録されている。 新着図書は...
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オススメ図書2023年7月

オススメ図書(2023年7月) 教育大国シンガポール 日本は何を学べるか 【中野 円佳//著 光文社新書 2023年】  7月14日(金)に開催したジェンダー・スタディツアー第3回目の講師、中野円佳さん(東京大学男女共同参画室 特任助教)の最新刊。  シンガポールは教育政策に注力しており、多くの外国人が教育を目的に移住する国として知られている。シンガポールで5年間過ごした著者が現地での取材やインタビューを通じて、母親たちの葛藤や苦悩を追うとともに、日本の共働き家庭の課題や教育の今後について考察している。 新着図書はこちら オススメ図書はこちら
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オススメ図書2023年6月

オススメ図書(2023年6月) みんなのためのLGBTI人権宣言 -人は生まれながらにして自由で平等 【国連人権高等弁務官事務所//著 合同出版 2016年】 6月はプライド月間でしたね。 昨今、LGBTQ+の「T」トランスジェンダーに対するバッシングが激化しています。なぜ未だに生きづらさを抱えるセクシュアル・マイノリティの方が多いのでしょうか…。 あなたは、トランスジェンダーをはじめとするセクシュアル・マイノリティがどれほど酷い経験をしてきたか知っていますか? 「人は生まれながらにして自由で平等」が当たり前の社会になるために、互いの違いを受け止め合える社会になるために、是非手にとってください...
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オススメ図書2023年6月

オススメ図書(2023年6月) NO YOUTH NO JAPAN Vol.1 わたしたちの生きたい社会をつくろう U30の投票から未来をつくる 【NO YOUTH NO JAPAN//著 よはく舎 2020年】 毎年6月23日から29日までの1週間、「男女共同参画週間」です。もりおか女性センターでは、男女共同参画週間にあわせ、啓発事業を毎年開催しています。今年度は「若者と女性の政治参画」をテーマに開催します。 6月23日開催の講演会講師は、NO YOUTH NO JAPAN/FIFTYS PROJECT代表の能條桃子さん。 「若者が声を届け、その声が響く社会」を目指しInstagramを通し...
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オススメ図書2023年5月

オススメ図書(2023年5月) トビタテ!LGBTQ+6人のハイスクール・ストーリー 【野原くろ/エスムラルダ//著 株式会社サウザンブック社 2022年】 6人の高校生が抱くそれぞれの心情や背景、自分自身のセクシュアリティを受け入れられない想いなどLGBTQ+についてイラストを交えて描かれています。 野原くろさんの率直な想いとして 『“自分の性がわからないつらさ”は想像することはできても本当のところはわかっていない』(―あとがきにて)と綴られています。 この本を手に取って少しでも誰かの心に残る1冊となりますように、と 願いが込められ、さまざまな視点からLGBTQ+について触れることのできるオ...
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オススメ図書2023年4月

オススメ図書(2023年4月) 「ヤングケアラー  わたしの語り -子どもや若者が経験した家族のケア・介護」 【澁谷 智子//編 生活書院 2020年】 「ヤングケアラー」という言葉をご存知でしょうか。 ケアが必要な家族の世話をしている18歳未満の子どものことです。 本書では、ヤングケアラーだった7人の方が自身の経験や思いを語っています。 ヤングケアラーは『かわいそうな存在』と思われがちですが、若いうちにケア・介護をした経験がその後の人生に活かされている部分があり、マイナスなこととしてのみに捉われていないことがわかります。 当事者であった方たちの声を聞いてみませんか? 新着図書はこちら オスス...
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オススメ図書2023年4月

オススメ図書(2023年4月) 「13歳、『私』をなくした私 -性暴力と生きることのリアル」 【山本 潤//著 朝日新聞出版 2017年】 4月は、若年層の性暴力被害予防月間です。 本書では13歳から7年間にわたって父親から性被害を受けた著者が、性暴力が一人の人間にどのような影響を与えるか、また、回復に向けて前に進むときに役立った知識や情報を伝えています。自身の苦しみを血の滲む思いで語り、「性暴力を許さない社会の実現」を訴えています。 新着図書はこちら オススメ図書はこちら
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オススメ図書2023年3月

オススメ図書(2023年3月) 「マダムたちのルームシェア」 【seko koseko//著 KADOKAWA 2022年】 女性3人によるルームシェア(同居)生活は、古くからの友人で、一人は離婚を機に、別の一人は夫の死を機に、残る一人のマンションに移り住んだことから始まった、。抱腹絶倒‟日常あるある”が、ファッション系イラストレーターseko kosekoさんの絶妙な筆致で表現されています。得意を認め不足を補い、お互いを尊重する押し付けない3人の関係が、何だかとてもうらやましい。「こういう相手がいる自分」になるとさらに人生拓けるかも、と気づかされた1冊です。 新着図書はこちら オススメ図書は...
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オススメ図書2023年3月

オススメ図書(2023年3月) 「3千円の使い方」 【原田ひ香//著 中央公論新社 2018年】 日本の賃金が20年間上がらないままだったことだけでも苦しい思いをしてきたのに、追い打ちをかけたのがコロナ禍、ロシアによるウクライナ侵攻、32年ぶりの円安の影響。社会保険料や税金の負担も増え、モノの値段も光熱費も上がる一方。この苦境から脱するにはどうしたらいいのか・・・「なぜ3千円の使い方が大事なのか。」を説く登場人物の言葉に糸口があるかもしれません。そして、主人公一家4世代の生き抜くための『知恵』が、きっとチカラをくれると思います。 新着図書はこちら オススメ図書はこちら
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オススメ図書2023年2月

オススメ図書(2023年2月) 男性中心企業の終焉 【浜田敬子//著 文藝春秋 2022年】  日本のジェンダーギャップ指数は146カ国中116位。未だに男尊女卑が根強く残る日本の企業風土。  その原因はどこにあるのか。なぜ他国と比較して日本の女性登用はこれほどまでに進まないのか。そして女性の社会進出を活性化させるにはどうしたらいいのか。  本書はジェンダー後進国の日本の現状を俯瞰しつつ、多様性を実践している企業や自治体の地道な取り組みを紹介し、職場におけるジェンダー平等の実現を図る方法を模索している。 新着図書はこちら オススメ図書はこちら