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オススメ図書2023年8月

オススメ図書(2023年8月) 職業は武装解除 【瀬谷 ルミ子//著 朝日出版社 2011年】 8月は、「戦争」と「平和」について考えさせられる月です。 本書では、海外の紛争地域において紛争が終わった後、兵士たちが一般市民として生活できるように社会復帰をさせる「武装解除」という仕事に就いている著者が、これまでの人生を振り返っています。 この耳慣れない職業に就くことになった経緯や、なぜ最初の一歩を踏み出すことができ、なぜ行動し続けてこられたのかを綴っています。 世界の紛争も、日本社会も、自分自身の人生も、行動しなければ何も変わらない。 勇気を出して踏み出す大切さを教えてくれます。 新着図書はこち...
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新着図書(2023.08)

新着図書(2023.08) 図書コーナーの「新着図書(2023.08) 」を紹介します。 どうぞご利用ください! 【50歳からの性教育】    村瀬 幸浩  他/著    河出書房    2023年4月 【君は君の人生の主役になれ】  鳥羽 和久/著   筑摩書房      2022年10月 【ほんとうの定年後「小さな仕事」が 日本社会を救う】  坂本 貴志/著 講談社 2022年8月 【挑発する少女小説】  斎藤 美奈子/著 河出書房     2021年6月 【スポーツとLGBTQ+】  岡田 桂・山口 理恵子/著 晃洋書房  2022年9月 【薬を食う女たち】  五所 純子/著 河出書房 ...
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オススメ図書2023年7月

オススメ図書(2023年7月) おしゃべりから始める私たちのジェンダー入門 【清田 隆之(桃山商事)//著 朝日出版社 2023年】  7月28日(金)に開催したジェンダー・スタディツアー第4回目の講師、清田隆之さん(文筆業/恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表)の最新刊。  本書は、40代、双子を育てる父であり、フェミニズムに日々向き合う文筆家でもある清田さんが、日常の中でモヤモヤしたこと、これって変じゃない?と思ったことを言語化したエッセイ集。ジェンダーをめぐる問題や育児のこと、メディアコンテンツ、自身のパワハラ経験など多岐にわたるテーマを扱った44本のエッセイが収録されている。 新着図書は...
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オススメ図書2023年7月

オススメ図書(2023年7月) 教育大国シンガポール 日本は何を学べるか 【中野 円佳//著 光文社新書 2023年】  7月14日(金)に開催したジェンダー・スタディツアー第3回目の講師、中野円佳さん(東京大学男女共同参画室 特任助教)の最新刊。  シンガポールは教育政策に注力しており、多くの外国人が教育を目的に移住する国として知られている。シンガポールで5年間過ごした著者が現地での取材やインタビューを通じて、母親たちの葛藤や苦悩を追うとともに、日本の共働き家庭の課題や教育の今後について考察している。 新着図書はこちら オススメ図書はこちら
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オススメ図書2023年6月

オススメ図書(2023年6月) みんなのためのLGBTI人権宣言 -人は生まれながらにして自由で平等 【国連人権高等弁務官事務所//著 合同出版 2016年】 6月はプライド月間でしたね。 昨今、LGBTQ+の「T」トランスジェンダーに対するバッシングが激化しています。なぜ未だに生きづらさを抱えるセクシュアル・マイノリティの方が多いのでしょうか…。 あなたは、トランスジェンダーをはじめとするセクシュアル・マイノリティがどれほど酷い経験をしてきたか知っていますか? 「人は生まれながらにして自由で平等」が当たり前の社会になるために、互いの違いを受け止め合える社会になるために、是非手にとってください...
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オススメ図書2023年6月

オススメ図書(2023年6月) NO YOUTH NO JAPAN Vol.1 わたしたちの生きたい社会をつくろう U30の投票から未来をつくる 【NO YOUTH NO JAPAN//著 よはく舎 2020年】 毎年6月23日から29日までの1週間、「男女共同参画週間」です。もりおか女性センターでは、男女共同参画週間にあわせ、啓発事業を毎年開催しています。今年度は「若者と女性の政治参画」をテーマに開催します。 6月23日開催の講演会講師は、NO YOUTH NO JAPAN/FIFTYS PROJECT代表の能條桃子さん。 「若者が声を届け、その声が響く社会」を目指しInstagramを通し...
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オススメ図書2023年5月

オススメ図書(2023年5月) トビタテ!LGBTQ+6人のハイスクール・ストーリー 【野原くろ/エスムラルダ//著 株式会社サウザンブック社 2022年】 6人の高校生が抱くそれぞれの心情や背景、自分自身のセクシュアリティを受け入れられない想いなどLGBTQ+についてイラストを交えて描かれています。 野原くろさんの率直な想いとして 『“自分の性がわからないつらさ”は想像することはできても本当のところはわかっていない』(―あとがきにて)と綴られています。 この本を手に取って少しでも誰かの心に残る1冊となりますように、と 願いが込められ、さまざまな視点からLGBTQ+について触れることのできるオ...
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オススメ図書2023年4月

オススメ図書(2023年4月) 「ヤングケアラー  わたしの語り -子どもや若者が経験した家族のケア・介護」 【澁谷 智子//編 生活書院 2020年】 「ヤングケアラー」という言葉をご存知でしょうか。 ケアが必要な家族の世話をしている18歳未満の子どものことです。 本書では、ヤングケアラーだった7人の方が自身の経験や思いを語っています。 ヤングケアラーは『かわいそうな存在』と思われがちですが、若いうちにケア・介護をした経験がその後の人生に活かされている部分があり、マイナスなこととしてのみに捉われていないことがわかります。 当事者であった方たちの声を聞いてみませんか? 新着図書はこちら オスス...
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オススメ図書2023年4月

オススメ図書(2023年4月) 「13歳、『私』をなくした私 -性暴力と生きることのリアル」 【山本 潤//著 朝日新聞出版 2017年】 4月は、若年層の性暴力被害予防月間です。 本書では13歳から7年間にわたって父親から性被害を受けた著者が、性暴力が一人の人間にどのような影響を与えるか、また、回復に向けて前に進むときに役立った知識や情報を伝えています。自身の苦しみを血の滲む思いで語り、「性暴力を許さない社会の実現」を訴えています。 新着図書はこちら オススメ図書はこちら
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オススメ図書2023年3月

オススメ図書(2023年3月) 「マダムたちのルームシェア」 【seko koseko//著 KADOKAWA 2022年】 女性3人によるルームシェア(同居)生活は、古くからの友人で、一人は離婚を機に、別の一人は夫の死を機に、残る一人のマンションに移り住んだことから始まった、。抱腹絶倒‟日常あるある”が、ファッション系イラストレーターseko kosekoさんの絶妙な筆致で表現されています。得意を認め不足を補い、お互いを尊重する押し付けない3人の関係が、何だかとてもうらやましい。「こういう相手がいる自分」になるとさらに人生拓けるかも、と気づかされた1冊です。 新着図書はこちら オススメ図書は...