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新着図書(2025.03)

新着図書(2025.03)図書コーナーの「新着図書(2025.03) 」を紹介します。どうぞご利用ください!【ゾンビ家制度 軍拡と社会保障解体の罠】竹信三恵子、杉浦ひとみ、杉原浩司、雨宮処凛、古今亭菊千代/著 あけび書房 2024年9月【「非モテ」からはじめる男性学】西井 開/著    集英社 2021年7月【教育にひそむジェンダー 学校・家庭・メディアが「らしさ」を強いる】中野 円佳/著  筑摩書房2024年12月【多様化する人材と雇用に対応するジェンダーフリーの労務管理】小岩 広宣/著  日本実業出版社2024年11月【転職者のための職務経歴書・履歴書・ 添え状の書き方】谷所 健一郎/著 ...
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オススメ図書2025年3月

オススメ図書(2025年3月)私の「結婚」について勝手に語らないでください。【クァク・ミンジ//著  亜紀書房  2024年】非婚もその人が選んだ一つの「生き方」。本書は、いわゆる「非婚エッセイ」ではあるものの、ただ単に非婚をすすめるものではありません。非婚は一つの生き方であり、非婚を含めた“多様性”を認める社会を作るために、私たち一人ひとりがもっと自分自身のことを語ろうという趣旨が込められています。「非婚が結婚に勝るわけではなく、非婚と結婚を天秤にかけて非婚のほうがいいと思ったわけでもない。私の日常に結婚が入ってくる隙と理由がないことを身をもって実感しながら生きているだけだ」と筆者は言います...
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オススメ図書2025年2月

オススメ図書(2025年2月)10歳の質問箱 なやみちゃんと55人の大人たち【日本ペンクラブ 「子どもの本」委員会 // 編集, 鈴木 のりたけ //イラスト 小学館 2015年】10歳の子どもたちの悩みに何人もの大人たちが真っ正直に答えた一冊。答えるのは、あさのあつこさん、森絵都さんなど55人の作家たちです。この本はひとつの質問に対して、複数の回答を載せているところが特徴的です。考えは人それぞれに違っていて、正解はひとつではないと教えてくれます。作家たちの言葉を受け取り、その上で自分だけの答えを見つける手がかりにもなります。子どもたちへ向けた言葉が、私たち大人の胸にもすっと染みこむそんな本で...
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オススメ図書2025年2月

オススメ図書(2025年2月)時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?国会議員に聞いてみた【和田 靜香//著 小柳学 2021年】息が詰まるほど不安で苦しい生活が続くのは、「私のせい」?――コンビニやスーパーなど、最低賃金のアルバイトで生計を立てるフリーライターが自分の不安の正体を探るべく、国会議員と直接疑問をぶつけ、対話した記録を本にしたものです。政治のことはわからず、聞きたい質問も思い浮かばなかった著者が、政治を他人事ではなく、自分事にしていく様子が見て取れます。会話形式なので読みやすい一冊になっています。毎日の閉塞感と不安の原因はどこにあるのか?その正体を見つめてみるきっかけをくれ...
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オススメ図書2025年1月

オススメ図書(2025年1月)生協の白石さん【 白石昌則 東京農工大学の学生の皆さん //著 講談社 2005年 】当時、東京農工大学の生協職員だった白石さんが、学生からの寄せられる一言カードに丁寧にかつユーモアも交えて回答したことが話題となり、発行された本書。生協で販売して欲しい商品のリクエストや恋愛相談、さらには単位取得のコツなど、一見生協の業務とは関係がないような質問や意見にも、真摯に応える白石さんの姿勢からは、穏やかな人柄と生協職員としての信念が伝わってきます。読んでいて心が温まり、こんな社会人になりたいと憧れる気持ちが自然と湧いてきます。新着図書はこちらオススメ図書はこちら
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オススメ図書2025年1月

オススメ図書(2025年1月)きみの町で【重松清//著 ミロコマチコ//絵 朝日出版社   2013年】「人生とは」「自由とは」「震災を受けたあの町の出来事」…一生懸命考えても答えが見つからないような、どこにでもあり誰にでも起こり得るようなお話を集めた短編集です。児童書のジャンルですが、子どもならではの疑問や悩みが詰め込まれていて、大人が読んでも深い共感を味わうことができます。ミロコマチコさんの挿絵も素敵です。新着図書はこちらオススメ図書はこちら
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オススメ図書2024年12月

オススメ図書(2024年12月)どうにもとまらない歌謡曲 七〇年代のジェンダー【舌津智之//著 晶文社 2002年】ウーマン・リブの時代でもあった70年代。歌謡曲もまた日本の音楽史のなかで劇的に変化した時期でした。時代の空気に敏感に反応する流行歌には、理想の恋愛像や親子像、既成の「男らしさ、女らしさ」とそれに代わる新しい価値観が描きだされています。歌謡曲は現在にいかなる遺産を遺したのか。阿久悠、松本隆、ピンク・レディー、桑田佳祐などの歌を読みときながら音楽史とジェンダーの変遷を掘りおこしています。新着図書はこちらオススメ図書はこちら
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オススメ図書2024年12月

オススメ図書(2024年12月)ようこそこどものけんりのほん【えがしらみちこ//絵 子どもの権利・きもちプロジェクト//文   白泉社   2023年】本書の中で紹介している「子どもの権利」は、国連総会で1989年に採択され、1990年に発効された「児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)」をもとにしています。「権利」というと、一見難しいイメージがありますが、子どもたちと子どもに関わる大人を守る大切なものです。えがしらみちこさんのあたたかいイラストがやさしく紹介してくれます。子どもの権利は大人の協力なしには実現しません。わたしたちの子どもへの関わりのひとつひとつが「子どもの権利」に繋がってい...
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オススメ図書2024年11月

オススメ図書(2024年11月)差別はたいてい悪意のない人がする 見えない排除に気づくための10章【キム・ジヘ//著 大月書店 2021年】「差別をされた」ととらえる人はいるのに、たいていの人は「自分が差別をした」とは言いません。  差別は、すべての人にとって不当なことであるにもかかわらず、なぜか「差別を受ける側」だけの問題のように扱われる。それは一体何故なのでしょうか。本書には、近年韓国で起こった出来事(女性、障がい者、セクシュアル・マイノリティ、移民に関すること)や論争などがおもな内容として盛り込まれています。無意識の偏見によっておこるさまざまな差別はどこからきているのか?自分は本当に「差...
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オススメ図書2024年11月

オススメ図書(2024年11月)ワークライフシナジー 生活と仕事の<相互作用>が変える企業社会【大沢真知子//著 岩波書店 2008年】ワークライフバランスとは、仕事も生活も充実させる生き方のこと。仕事と生活は本来切り離されるものではなく、双方の充実が両方に影響を与えるもの。両者の充実がともにシナジー(相互作用)をともなってどちらにもいい影響を与えるならば、どちらかを犠牲にしなければ他方が得られないということにはならないのです。とは言え、何が自分の人生にとって大切なのか、また、その大切なものはあきらかであっても、何を優先すべきなのか、それを選択するのは容易ではありません。筆者の経験などを交えな...