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オススメ図書2024年6月

オススメ図書(2024年6月) 女子の働き方 男性社会を自由に歩く「自分中心」の仕事術 【永田潤子//著 文響社 2017年】 「がんばるのをやめてみませんか?」 そんなことできるの?と思うかもしれません。本書では、仕事を楽しみながら成果を上げる働き方のコツについて、著者の経験を交えて紹介されています。 本当に仕事を楽しくするには、ただ楽しくしようと思い込むのではなく、視点や発想を変え、働き方の知識やスキルを身につけること。 きっかけはそんな簡単なことだったんだ、と気づき、自分を見直すきっかけとなる一冊です。 新着図書はこちら オススメ図書はこちら
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オススメ図書2024年6月

オススメ図書(2024年6月) ものづくりを仕事にしました。 女性クリエイター15人ができるまで 【田川ミユ//著 雷鳥社 2007年】 陶芸、布小物、紙雑貨、ステンドグラス…、さまざまなスタイルで「ものづくり」に携わる女性たちのお話がまとめられています。なぜその仕事を選んだのか、ものづくりを仕事にするとはどういうことなのか、そんなリアルな声を知ることができます。 「趣味を仕事にする」ことは、決して簡単なことではありません。けれど「自分の手で何かを生み出してみたい」という気持ちを持つことが、大きな一歩につながることもあります。 これからものづくりを仕事にしたいと考えている女性たちの背中を、そっ...
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オススメ図書2024年5月

オススメ図書(2024年5月) ジェンダー目線の広告観察 【小林 美香//著 株式会社現代書館 2023年】 本書はコンプレックスを刺激する脱毛・美容広告やバリエーションの少ない「デキる男」像など、普段何気なく見る広告をジェンダー視点で観察・分析しています。 実際の広告の事例から、「女性らしさ」「男性らしさ」などのジェンダー規範が反映されている広告が身近にあることや、無意識に刷り込まれている価値観に気づくことができます。 広告の情報をただ受け取るだけではなく、与えられた情報をどのようにみていくか、受け手としての在り方を考えさせられる1冊です。 新着図書はこちら オススメ図書はこちら
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オススメ図書2024年5月

オススメ図書(2024年5月) 「地方」と性的マイノリティ   東北6県のインタビューから 【杉浦 郁子 ,前川 直哉 著/青弓社/2022年】 5月17日は「多様な性にYESの日(アイダホデー)」です。 「『進んでいる東京、遅れている地方』は本当なのだろうか」 地方の性的マイノリティ団体の活動は、大都市圏に比べて保守的であり、遅れているといったイメージで語られることも珍しくありません。 本書では、東北の性的マイノリティ団体に関わる23人の語りから、「地方」で暮らす性的マイノリティの実情や、そこで繰り広げられている活動について考察しています。インタビューが多く盛り込まれていたり、トピックごとに...
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オススメ図書2024年4月

オススメ図書(2024年4月) それ、恋愛じゃなくてDVです 【湘南DVサポートセンター代表 瀧田信之 著 構成:藤原千尋/WAVE出版/2009年】 本書は、恋愛においての様々な暴力(DV)や、なぜDVに陥ってしまうのか、事例を交えて綴られています。恋愛は、他者との深いつながりや共感を経験すること。愛情や理解を分かち合い、相手と一緒に成長し、人生がより豊かで充実したものになる、とても素晴らしいものです。しかし、時には相手を束縛しようとしたり、相手の行動が信じられなくなったり、誰しもそんな経験の一つや二つあるかもしれません。自分も相手も幸せな恋愛をするために、本書を読んで素敵な恋愛をするヒント...
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オススメ図書2024年4月

オススメ図書(2024年4月) 犬と私の10の約束 【川口 晴//著 文藝春秋 2007年】 14歳の少女あかりは、片方の前足が白いゴールデンレトリーバーの子犬を飼い始める。黒くてつぶらな瞳の可愛いらしい子犬に、あかりは夢中。そんなあかりに母は、犬を飼うときの大切な10の約束を伝える。 2007年に発行されたこの本には、動物を飼うための心構えと、動物を飼うことの素晴らしさが綴られています。この本を読むと、ペットへの愛情があふれてきます。これから家族としてペットを迎えようとしている方や、すでにペットを飼っている方におすすめの一冊です。 新着図書はこちら オススメ図書はこちら
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オススメ図書2024年3月

オススメ図書(2024年3月) トランスジェンダー問題 議論は正義のために 【ショーン・フェイ//著 明石書店 2022年】 イギリスのトランスジェンダーを取り巻く状況をベースに執筆された本書は、イギリスに留まらず世界全体のトランスジェンダーが抱える問題を題材にしています。社会の中で生きる上で、ジェンダーの不平等を目の当たりにすることは少なくありません。トランスジェンダーを苦しめている問題は、決してトランスジェンダーだけの問題ではなく、より深く複雑なものであることが本書では詳細に著されており、ジェンダー平等について改めて考える機会となる一冊です。 新着図書はこちら オススメ図書はこちら
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オススメ図書2024年3月

オススメ図書(2024年3月) 君が世界を見捨てても世界が君を見捨てない 【瀬戸しおり//著 幻冬舎 2006年】 「精一杯、死ぬまで笑って生きる」 家族にも学校にも見捨てられ、著者である彼女はついに自分自身をも見捨ててしまいます。大学3年のある日、ついに生きることを諦め飛び降りようと思った彼女でしたが、姉に連れていかれた病院で主治医に出会い、人生が変わっていきます。 辛いこと、苦しいこと、悲しいこと。今、人生の暗闇にあっても、いつか必ず暗闇から抜け出せる日が来る。どんな逆境にあろうとも、人は人に生かされ、世界に生かされている。そんな当たり前が、どんなに素晴らしいことかを実感できる一冊となって...
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新着図書(2024.03)

新着図書(2024.03) 図書コーナーの「新着図書(2024.03) 」を紹介します。 どうぞご利用ください! 【ジェンダー格差 実証経済は何を語るか】    牧野 百恵/著    中公新書    2023年8月 【ジェンダー目線の広告観察】  小林 美香/著   現代書館     2023年9月 【女性不況サバイバル】  竹信 三恵子/著 岩波新書  2023年7月 【財産は?お葬式は?認知症になったら?ふと、終活のことを考えたら最初に読む本】  加藤 光敏/著 日本実業出版社 2023年11月 【女性の発達障害 困りごとにどう向き合うか(健康ライブラリー)】  司馬 理英子/著 講談社 ...
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オススメ図書2024年2月

オススメ図書(2024年2月) せかいでさいしょにズボンをはいた女の子 【キース・グレー//作 石井睦美//訳 光村教育図書株式会社 2020年】 最初にズボンをはいた女性のひとり、メアリー・エドワーズ・ウォーカーをご存じでしょうか。 これは約150年前、女の子の服装は窮屈なドレスだけという時代に、メアリーが自らの意思でズボンを履くという行動をした、実際の話に基づいて書かれた話です。 ズボンを履き、「わたしはわたしの服を着ている」と訴えたメアリー。 現代の私たちが、好きな物を着ることができるのも、当時の社会の常識に疑問を投げかけ、道を切り拓いてくれた方々のおかげです。 常識とは何か。当り前とは...