映画を通して知ろう!
LGBTQ+のT(トランスジェンダー)のこと
終了報告
センターコメント
当初対面講座を予定しておりましたが、コロナ感染拡大のため講師は遠隔出演のハイブリット型の講座を開催いたしました。
前半の映画上映では、トランスジェンダーが様々な場面で感じている困りごとや性同一性障害者特例法要件のハードルの高さなどを知ることができました。
映画出演者のリアルな声と講師である同映画監督・トランスジェンダー当事者の浅沼様から「ひとりじゃない」という強いメッセージを参加者に届けることができました。
参加者の声
・当事者の方のリアルなお話を聞く機会をいただき、ありがとうございました。当事者もそうではない人も、一人として同じ人はいない、人はそれぞれ違うということに改めて気づくことができました。性別で判断したり、決めつけたりしない誰もが生きやすい社会になるために自分も何かアクションを起こしてみたいと思いました。
・「生きるために制度があり、制度のために生きているのではない」、「世の中は考えた通りにはいかないけど、思いどおりにはなる」、「自己決定しているようで、LGBTQにとっての自己決定はメニューが少ないなかのでの選択であり、それしかないと思い込んでいる」。それらの言葉は、女性の生き方にも通じるものがあると思いました。
・「そういう人が身近にいるかも」という視点の話があり、大事な言葉のように感じました。自分の行いが一部のマジョリティのためのものになってしまっていないのかということに自覚的でありたいです。
講座・イベント詳細
チラシ
とき
2022年2月26日(土曜)13時30分から15時30分
講座内容
「LGBTQ+」という言葉は聞いたことはありますか?
「周りにいないからよく分からない」「聞いたことはあるけど自分は困っていない」と思っている方のすぐ近くにも本当は悩んでいる当事者がいるかもしれません。
今回は、トランスジェンダー(こころとからだの性が一致していない人)のドキュメンタリー映画を上映します。
映画鑑賞後は、この映画の主演・監督の浅沼智也さんのトークを聞き、多様な性について考えましょう!(講師はオンライン出演です)
【講師】浅沼 智也(あさぬま ともや)さん(TRANS VOICE IN JAPAN 代表/看護師/映画監督)
<プロフィール>
岡山県総社市出身。トランス男性。
自身の経験を踏まえて、LGBTQ×医療をテーマに医療系雑誌への執筆や講師を務めたり、岡山レインボーパレードやトランスマーチを開催するなど、多岐にわたって活動を行っている。
ドキュメンタリー映画「I Am Here-私たちはともに生きている-」を2020年制作。
著書「虹色ジャ~ニ→ 女と男と時々ハーフ」(文芸社)
【上映映画】 「I Am Here ~私たちはともに生きている~」
<あらすじ>
今を生きる日本全国の性に揺らぎがある当事者にフォーカスを当て、心の内を聞くことで「他者に押し付けられる『らしさ』との葛藤」「就職活動の『性別の壁』」「未成年の子供がいないことや手術を必須としている『性別変更の法律』のハードルの高さ」などが、それぞれの思いとともに映し出される。
同じ方向を向いていたはずの当事者たちは、それぞれの思いの強さゆえに複雑な思いを抱えている。そして、多様なトランスジェンダーそれぞれの思いが未来へと繋がっていく。
形式
オンライン参加(Zoom)または、会場参加(プラザおでって3階 大会議室)をお選びください。
対象
テーマに関心のある方(盛岡市内在住の方優先)
定員
オンライン(Zoom):90人
会場:30人
費用等
無料(ただし、通信料はご自身の負担となります)
託児
事前予約制
1人につき500円
対象:6カ月から未就学児
申込締切:2月17日(木曜)17時
申し込み方法
申込フォームからお申込み 先着順に受付
会場参加希望の方は、電話(019-604-3303)でも申込可。
申込は2月4日(金曜)12時から
その他
<オンライン参加の方>
・必ず申込フォームよりお申込みください。
・参加URLは、開催2日前までにメールでご案内いたします。
・インターネット接続環境のあるパソコンやスマートフォン・タブレットが必要です。
・通信料は参加者のご負担です。
<会場参加の方>
・当日はマスクの着用をお願いします。
・当日体調に不安がある方は、オンライン参加にご変更またはキャンセルをお願いします。
申し込み・問い合わせ
もりおか女性センター 電話:019-604-3303
主催
盛岡市、もりおか女性センター