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オススメ図書2024年9月

オススメ図書(2024年9月)三淵嘉子の生涯~人生を羽ばたいた“トラママ”【佐賀千惠美//著 内外出版社 2024年】NHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」の主人公のモデルとなった、三淵嘉子さんの生涯をまとめた本です。日本初の女性弁護士、女性裁判所長として、時代を切り開いてきた三淵さんの生涯を、現職の弁護士でもある著者の取材などをもとに書かれています。取材当時、ご存命だった三淵さんの身内の取材からは、ドラマでは描かれなかった三淵さんの本当の姿が見えてきます。ドラマの放映は9月までですが、ドラマをご覧になったことがない方にもおすすめです。もりおか女性センターでは、この他にも三淵嘉子さん関連図書の展示...
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オススメ図書2024年8月

オススメ図書(2024年8月)備えいらずの防災レシピ 「食」で実践 フェーズフリー【飯田和子//著 東京法令出版 2020年】「いつも」の食事を「もしも」の食事に!普段の食材で、災害などの非常時を乗り越えるためのレシピブックです!災害など非常時の「食」には、備蓄してあるインスタント食品や非常食で乗り切るというイメージがありますが、あえて平常時と非常時を区別せず食材を使いまわすことで、水が止まっても、電気が来なくても、工夫次第で料理を作ることができます。災害時においても、普段から食べている食事に近いものを食べられることで心のゆとりにつながり、頑張ろうと思えるのではないでしょうか。もりおか女性セン...
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新着図書(2024.08)

新着図書(2024.08)図書コーナーの「新着図書(2024.08) 」を紹介します。どうぞご利用ください!【ヘルジャパンを女が自由に楽しく生き延びる方法】 アルテイシア/著  幻冬舎 2023年2月【ひとまず上出来】ジェーン・スー/著    文藝春秋 2021年12月【三淵嘉子の生涯~人生を羽ばたいた“トラママ”】佐賀 千惠美/著  内外出版社2024年3月【離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由】アルテイシア/著  幻冬舎2020年2月【トランスジェンダーQ&A:   素朴な疑問が浮かんだら】高井 ゆと里 周司 あきら/著 青弓社 2024年5月【豊岡メソッド 人口減少を乗り越える本気...
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オススメ図書2024年8月

オススメ図書(2024年8月)なぜ外国人女性は前髪を作らないのか【サンドラ・ヘフェリン//著  中央公論新社   2021年】 ヨーロッパと日本の両方で生活をしてきた著者が、その地の女性がどんな生き方をしているのか、どんな悩みを抱えているのか「現場」を見てきた中で、「その国特有の女性の立ち位置」のようなものも含めてそれまで意識してこなかった日本と海外の違いを綴った一冊。 「美的感覚」や「ムダ毛処理」、「配偶者との関係性」など日本女性からするとびっくりなことも。 海外に目を向け、多様な女性の生き方を知ることで、自分なりの優先順位を見つめなおすきっかけにしてみてはいかがでしょうか。新着図書はこちら...
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オススメ図書2024年7月

オススメ図書(2024年7月)ひとまず上出来【ジェーン・スー//著  文藝春秋   2021年】 コロナ禍を経て、働き方、暮らし方を模索してる様子や、強気に頑張る様子が楽しく読めるエッセイ。 加齢と共に感じる変化は時には悲しいこともあるけれど、大切なのは「人からどう見えるかではなく、自分がどう感じるか」であること。年を重ねる過程で考え方が変わってもいい。 日々の生活の中で感じる心のモヤモヤを言語化し、同じ悩みを抱えている人の背中を押してくれるような一冊です。新着図書はこちらオススメ図書はこちら
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オススメ図書2024年7月

オススメ図書(2024年7月)いいね!ボタンを押す前に ジェンダーから見るネット空間とメディア【李美淑/他//著  亜紀書房  2023年】SNSで日々繰り広げられる誹謗中傷。その原因について、ジェンダーの視点から考察している1冊。スマホの普及からまだ20年も経っていないデジタル原始人の我々にとって、SNSの無法地帯で最低限身に付けるべき基礎知識が「皇室」「萌えキャラ」「アニメ表現」などから多角的に語られます。炎上しない、人を傷つけない、無意識に差別しないための基礎知識が満載です!新着図書はこちらオススメ図書はこちら
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オススメ図書2024年6月

オススメ図書(2024年6月)女子の働き方 男性社会を自由に歩く「自分中心」の仕事術【永田潤子//著 文響社 2017年】「がんばるのをやめてみませんか?」そんなことできるの?と思うかもしれません。本書では、仕事を楽しみながら成果を上げる働き方のコツについて、著者の経験を交えて紹介されています。本当に仕事を楽しくするには、ただ楽しくしようと思い込むのではなく、視点や発想を変え、働き方の知識やスキルを身につけること。きっかけはそんな簡単なことだったんだ、と気づき、自分を見直すきっかけとなる一冊です。新着図書はこちらオススメ図書はこちら
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オススメ図書2024年6月

オススメ図書(2024年6月)ものづくりを仕事にしました。 女性クリエイター15人ができるまで【田川ミユ//著 雷鳥社 2007年】陶芸、布小物、紙雑貨、ステンドグラス…、さまざまなスタイルで「ものづくり」に携わる女性たちのお話がまとめられています。なぜその仕事を選んだのか、ものづくりを仕事にするとはどういうことなのか、そんなリアルな声を知ることができます。「趣味を仕事にする」ことは、決して簡単なことではありません。けれど「自分の手で何かを生み出してみたい」という気持ちを持つことが、大きな一歩につながることもあります。これからものづくりを仕事にしたいと考えている女性たちの背中を、そっと後押して...
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オススメ図書2024年5月

オススメ図書(2024年5月)ジェンダー目線の広告観察【小林 美香//著 株式会社現代書館 2023年】本書はコンプレックスを刺激する脱毛・美容広告やバリエーションの少ない「デキる男」像など、普段何気なく見る広告をジェンダー視点で観察・分析しています。実際の広告の事例から、「女性らしさ」「男性らしさ」などのジェンダー規範が反映されている広告が身近にあることや、無意識に刷り込まれている価値観に気づくことができます。広告の情報をただ受け取るだけではなく、与えられた情報をどのようにみていくか、受け手としての在り方を考えさせられる1冊です。新着図書はこちらオススメ図書はこちら
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オススメ図書2024年5月

オススメ図書(2024年5月)「地方」と性的マイノリティ   東北6県のインタビューから【杉浦 郁子 ,前川 直哉 著/青弓社/2022年】5月17日は「多様な性にYESの日(アイダホデー)」です。「『進んでいる東京、遅れている地方』は本当なのだろうか」地方の性的マイノリティ団体の活動は、大都市圏に比べて保守的であり、遅れているといったイメージで語られることも珍しくありません。本書では、東北の性的マイノリティ団体に関わる23人の語りから、「地方」で暮らす性的マイノリティの実情や、そこで繰り広げられている活動について考察しています。インタビューが多く盛り込まれていたり、トピックごとに章が分けられ...