2024年度

オススメ図書

オススメ図書2024年7月

オススメ図書(2024年7月)ひとまず上出来【ジェーン・スー//著  文藝春秋   2021年】 コロナ禍を経て、働き方、暮らし方を模索してる様子や、強気に頑張る様子が楽しく読めるエッセイ。 加齢と共に感じる変化は時には悲しいこともあるけれど、大切なのは「人からどう見えるかではなく、自分がどう感じるか」であること。年を重ねる過程で考え方が変わってもいい。 日々の生活の中で感じる心のモヤモヤを言語化し、同じ悩みを抱えている人の背中を押してくれるような一冊です。新着図書はこちらオススメ図書はこちら
講座・イベント

【終了報告】ジェンダー論講座「LOOK at MOYAMOYA!!」

【終了報告】ジェンダー論講座「LOOK at MOYAMOYA!!」終了報告センターコメント 今年度は、「男女共同参画週間もりおか展2024」の講演会・対談を含めた全3回に渡り、男女共同参画の基礎を「女性のキャリア形成」「労働」「生き方」をテーマに、モヤモヤの背景に潜むジェンダー構造を学び、女性の抱えるモヤモヤと向き合う方法を探りました。 今回は2回目、3回目の会場を市内のカフェに移し、おしゃれな空間でお茶とスイーツをいただきながらリラックスした中、活発な意見交換が行われました。グループワークを通して、ジェンダー視点で現状・課題の共有や自分たちに今できることは何か、一人一人が考える機会となりま...
講座・イベント

【終了報告】男女共同参画週間もりおか展2024

【終了報告】男女共同参画週間もりおか展2024終了報告センターコメント 今年度のもりおか展は「人口減少社会・少子高齢化とジェンダー」をテーマに講演会&対談、パネル展示等を開催しました。 講演会には、矢野智美さん(株式会社ヘラルボニー岩手コミュニティマネージャー)を講師にお迎えし、「見つけよう!わたしにとってのスタンダード~未来に備えて」と題してこれまでのご経験や、ご家族のこと、転職の壁などにふれてご講演いただきました。10代から80代までの多くの方にご参加いただき、自分らしく生きるためのヒントを探ることができました。 講師と、渡部あさみさん(岩手大学人文社会科学部准教授)との対談では、「日常に...
講座・イベント

【終了報告】就労支援講座「自分らしい働き方を描く」

【終了報告】就労支援講座「自分らしい働き方を描く」終了報告センターコメント 今年度の就労支援講座は、これまでの人生(キャリア)を振り返り、経験から得た能力・強みを整理し、自分らしい価値観を見つけること。悩みを共有することで不安を軽減し自己実現の可能性を得ること。そして、パソコン演習を通して、パソコンに対する苦手意識の払拭を目的に連続3回講座を開催いたしました。講座では個人ワークを通し、ご自身の人生を見つめなおすことで、これまでの自己評価の視点を変えるきっかけを見つけました。また、グループワークを通して共有することで、自己肯定感を高めることが出来ている様子が窺えました。 また第2回講師との座談会...
図書

オススメ図書2024年7月

オススメ図書(2024年7月)いいね!ボタンを押す前に ジェンダーから見るネット空間とメディア【李美淑/他//著  亜紀書房  2023年】SNSで日々繰り広げられる誹謗中傷。その原因について、ジェンダーの視点から考察している1冊。スマホの普及からまだ20年も経っていないデジタル原始人の我々にとって、SNSの無法地帯で最低限身に付けるべき基礎知識が「皇室」「萌えキャラ」「アニメ表現」などから多角的に語られます。炎上しない、人を傷つけない、無意識に差別しないための基礎知識が満載です!新着図書はこちらオススメ図書はこちら
オススメ図書

オススメ図書2024年6月

オススメ図書(2024年6月)女子の働き方 男性社会を自由に歩く「自分中心」の仕事術【永田潤子//著 文響社 2017年】「がんばるのをやめてみませんか?」そんなことできるの?と思うかもしれません。本書では、仕事を楽しみながら成果を上げる働き方のコツについて、著者の経験を交えて紹介されています。本当に仕事を楽しくするには、ただ楽しくしようと思い込むのではなく、視点や発想を変え、働き方の知識やスキルを身につけること。きっかけはそんな簡単なことだったんだ、と気づき、自分を見直すきっかけとなる一冊です。新着図書はこちらオススメ図書はこちら
図書

オススメ図書2024年6月

オススメ図書(2024年6月)ものづくりを仕事にしました。 女性クリエイター15人ができるまで【田川ミユ//著 雷鳥社 2007年】陶芸、布小物、紙雑貨、ステンドグラス…、さまざまなスタイルで「ものづくり」に携わる女性たちのお話がまとめられています。なぜその仕事を選んだのか、ものづくりを仕事にするとはどういうことなのか、そんなリアルな声を知ることができます。「趣味を仕事にする」ことは、決して簡単なことではありません。けれど「自分の手で何かを生み出してみたい」という気持ちを持つことが、大きな一歩につながることもあります。これからものづくりを仕事にしたいと考えている女性たちの背中を、そっと後押して...
ニュースレター

ニュースレターNo.108

ニュースレターNo.108目次・新年度ご挨拶:センター長 高橋 和佳子・【特集】 「男女共同参画週間2024.6.23~29」 「ジェンダー平等について考える。」・市民団体ご紹介「いわてレインボーマーチ」・起業応援ルーム芽でるネットからのお知らせ・【イベントのご案内】 「男女共同参画週間 もりおか展2024」 「ジェンダー論講座 LOOK at MOYAMOYA!!」  「Instagramで集客 ビジネス活用講座」バックナンバー2024年3月 No.107・令和5年度のあゆみと令和6年度開催予定事業のお知らせ・起業応援ルーム「芽でるネット」からのお知らせ・新着図書のお知らせ2024年1月No...
図書

オススメ図書2024年5月

オススメ図書(2024年5月)ジェンダー目線の広告観察【小林 美香//著 株式会社現代書館 2023年】本書はコンプレックスを刺激する脱毛・美容広告やバリエーションの少ない「デキる男」像など、普段何気なく見る広告をジェンダー視点で観察・分析しています。実際の広告の事例から、「女性らしさ」「男性らしさ」などのジェンダー規範が反映されている広告が身近にあることや、無意識に刷り込まれている価値観に気づくことができます。広告の情報をただ受け取るだけではなく、与えられた情報をどのようにみていくか、受け手としての在り方を考えさせられる1冊です。新着図書はこちらオススメ図書はこちら
オススメ図書

オススメ図書2024年5月

オススメ図書(2024年5月)「地方」と性的マイノリティ   東北6県のインタビューから【杉浦 郁子 ,前川 直哉 著/青弓社/2022年】5月17日は「多様な性にYESの日(アイダホデー)」です。「『進んでいる東京、遅れている地方』は本当なのだろうか」地方の性的マイノリティ団体の活動は、大都市圏に比べて保守的であり、遅れているといったイメージで語られることも珍しくありません。本書では、東北の性的マイノリティ団体に関わる23人の語りから、「地方」で暮らす性的マイノリティの実情や、そこで繰り広げられている活動について考察しています。インタビューが多く盛り込まれていたり、トピックごとに章が分けられ...