オススメ図書(2023年4月)
「ヤングケアラー わたしの語り -子どもや若者が経験した家族のケア・介護」
【澁谷 智子//編 生活書院 2020年】
「ヤングケアラー」という言葉をご存知でしょうか。
ケアが必要な家族の世話をしている18歳未満の子どものことです。
本書では、ヤングケアラーだった7人の方が自身の経験や思いを語っています。
ヤングケアラーは『かわいそうな存在』と思われがちですが、若いうちにケア・介護をした経験がその後の人生に活かされている部分があり、マイナスなこととしてのみに捉われていないことがわかります。
当事者であった方たちの声を聞いてみませんか?