新着図書(2018.3)No.2

おすすめ図書情報
図書コーナーの「新着図書(2018.3)」を紹介します。どうぞご利用ください!

>>新着図書(2018.3)No.1No.3はこちら
>>起業応援ルーム新着図書(2018.3)はこちら

 
 10歳の質問箱 
 なやみちゃんと55人の大人たち
 日本ペンクラブ「子どもの本」委員会(編)
 小学館 2015
 「大人はどう考えているのかな?」と思っている10代の子、「子どもって何を考えているんだろう?それにどう答えればいいの?」と心配な親御さん。55人の著名人と一緒に答えを見つけてみませんか?色んな疑問や色んな答えがあるので、気になった所だけ読んでも大丈夫!子どもの「なぜ?」を一緒に考えてみましょう。
 父の逸脱 ピアノレッスンという拷問
 
セリーヌ・ラファエル(著)
 新泉社 2017 
 虐待防止へ、自身の壮絶な体験をつづった1冊です。娘を一流のピアニストに育てるため、4歳のときからお稽古地獄という虐待が始まりました。虐待については「家庭内のしつけ」とタブー視され、社会的関心が低いフランスにおいて大反響を巻き起こしたベストセラー本です。
ジョージと秘密のメリッサ
 アレックス・ジーノ(著)
 偕成社 2016
 児童図書なので、トランスジェンダーなどと難しい言葉を使わなくても、読み進んで行けば自然に判るようになっています。「男の子らしくあって欲しい」と願うママの気持ちも判るけれど…。女の子役を演じきった時の彼の開放感を共に味わえる、読後感爽やかな一冊です。
 シングルマザー生活便利帳:六訂版2018-2019
 新川てるえ、田中涼子(共著)
 太郎次郎社エディタス 2017
 経験者である著者らが、実際に使える情報を集め、当事者から高い支持を得てきたロングセラー本の最新版です。仕事のことやこれからかかるお金のことなど…今すぐ使える情報が盛りだくさんです。シングルマザーはもちろん、これからなるかもしれない方にもオススメの一冊です。
だれのこどももころさせない
 
西郷南海子(作)
 かもがわ出版 2017
 安保関連法に反対するママの会デモコールから生まれた絵本です。デモでの訴えから選ばれた十二の言葉に胸が締めつけられ、改めて子どもに託す未来の平和を願わずにはいられません。その子連れデモに心打たれた、絵本『へいわって どんなこと?』の作者浜田さんが鮮やかにアクリル画を添え、さらに世界を広げています。
 仕事と家庭は両立できない?「女性が輝く社会」のウソとホント
 
菅原智美/監修
 きこ書房 2012
 この本に登場するのは主婦だった人、普通のOLだった人、離婚して仕方なく起業した人など特別な才能を持っているからではなく、情熱とやる気だけは誰にも負けないという気持ちがある女性たちです。現在日本で活躍している女性経営者たち100人からのメッセージを読んでいるとやる気と勇気が湧いてきます。
 そして<彼>は<彼女>になった
 
細川貂々(著)
 集英社 2016
 実在する「女性装」の東大教授とパートナーの女性が、窮屈なジェンダーや毒母との闘いを乗り越え、世の中の堅苦しいものから脱出し、自由に生きるまでの珍道中を描いたコミックエッセイです。
様々なものから解放されるまでの道のりは、心身ともに厳しかっただろうと想像できますが、明るく楽しく描かれているので、一気に読んでいただけると思います。
透明なゆりかご(6巻)
 沖田×華(著)
 講談社 2017
 産婦人科医院を舞台にした人気コミック、最新巻です!
1巻~5巻も配架中です!
プリンセスメゾン(1集~4集)
 池辺葵(著)
 集英社 2016
 2016年ドラマ化されATP賞テレビグランプリにて優秀賞受賞した原作コミック。女性が一人で家を探すことは無謀なのか…。アパートで一人暮らしをしながら、「わたしだけの家」探しに奔走する独身20代女性の物語。ほっこりできる一冊です。
悩める日本人「人生案内」に見る現代社会の姿
 
山田昌弘(著)
 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2017
 読売新聞に100年間も続いてきた「人生案内」の回答者をしている社会学者の山田昌弘さんの著書です。そこに寄せられる相談は、見事に時代を映し出しています。社会学者という立場回答者という立場のあいだで葛藤する著者の姿が興味深いです。規範のない現代社会についても考えさせられます。

>>新着図書(2018.3)No.1No.3はこちら
>>おすすめ図書情報