新着図書(2018.3)No.3

おすすめ図書情報
図書コーナーの「新着図書(2018.3)」を紹介します。どうぞご利用ください!

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 男であれず、女になれない
 
鈴木信平(著)
 小学館 2017
 男性として生まれた著者が、10代から20代における日々の体験から違和感を感じ、男性であることをやめました。しかし女性にもなりませんでした。「性を持たない」という結論に達した道のりが綴られています。
 なぜ世界中が、ハローキティを愛するのか?
 クリスティン・ヤノ(著)
 作品社 2017
 クールジャパンを代表するキャラクターで世界中の人々が愛してやまないキティ。一方では口ごたえしない従順なアジア女性を投影されて世界中から叩かれる。かと思えばゲイパレードの人気者になりシンボルにされる…。キティファンで社会学者の著者が12年の歳月を費した研究本です。
 10代からの情報キャッチボール入門-使えるメディア・リテラシー
 下村健一(著)
 岩波書店 2015
 著者は「筑紫哲也NEWS23」など取材キャスターとして活躍された下村健一さん。ネット上に飛び交う無数の情報を4つの「ギモン」と「ジモン」を知って、上手に情報のキャッチボールができるようになる、現代を生きるための実践ガイドブック。この一冊で、魔法使いならぬ「情報使い」になれるかもしれません。

 日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?
 Create Media(編)
 dZERO 2017 

 親からの虐待を生き延びたサバイバーたちが書いた訣別と希望と勇気の100通。同様の本を、1997年に『日本一醜い親への手紙』として発表。20年待っても多くの市民が本気で子ども虐待という深刻な社会的課題を根本的に解決したがらない現実を「本当にそれでいいの?」と問いかけています。
 漫画 君たちはどう生きるか
 吉野源三郎(著)
 マガジンハウス 2017
 この本は、決して「こう生きるべき」という断定する本ではありません。堅苦しい題名ですが、「大勢に流されず、ひるまず、自分の頭で考える」ということを、やさしくそして深く心に問いかける一冊です。この先もずっと大切にしたい”生き方の指針”が見つけられるかもしれません。

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