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 ごあいさつ
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師走に入った盛岡は、時折雪が舞い、最低気温がマイナスになる日もあり厳しい冬が来ていることを感じさせられます。
もりおか女性センターでは、１１月１４日から２１日までを「女性に対する暴力をなくす運動」週間と決めて、さまざまな事業を展開しました。 |
今年は、女性に対する暴力の中でも「人身取引」に注目しました。国立女性教育会館からお借りした｢人身取引｣について分かりやすく説明したパネルの展示を行い、11月１５日には、人身売買禁止ネットワーク共同代表の大津恵子さんをお招きして「人身取引って何？見えにくくされた人身売買〜性売買、結婚、出稼ぎ労働〜」と題してご講演をいただきました。そして、その実態のひどさに参加者から怒りの声があがりました。日本の国の中でこんなことがまかり通るようでは文化国家とはいえないと感じました。
そのほか、もりおか女性センターでは「パープルリボンプロジェクト」に2年連続して取り組んでおります。「パープルリボンプロジェクト」とは、私たちの社会・地域・学校・そして家庭から暴力をなくすための国際的な流れを持つ草の根運動です。今年もたくさんの方から、プロジェクトの趣旨にご賛同いただき、パープルリボンと暴力根絶のためのメッセージをいただきました。このパープルリボンとメッセージで飾ったツリーは、12月26日まで引続き展示しております。多くのみなさまに、このツリーをご覧いただければ幸いです。
今年も多くの市民の皆様にご利用いただきありがとうございました。来年もどうぞよろしくご支援ご鞭撻をお願いいたします。
（2008年12月11日）
以前のごあいさつ＞2008年9月18日
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