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図書コーナーの中から、新着図書を紹介します。どうぞご覧ください。
(2010年6月1日)

  漱石を愛したフェミニスト−駒尺喜美という人
田中 貴美子(著)
思想の科学社 2009
女性学者であり、近代文学研究者である駒尺喜美の生涯をたどる本書は、この日本に、真の人間の価値を求めて苦闘した「漱石という人がいたこと」、そして彼を正しく理解し、愛するフェミニストがいたということ。「いかに生くべきか」の問題を、自分の生きる場にひき据え、周囲の人々との関わりのなかに見つめ、つかみとろうとした、故駒尺喜美の評伝です。
(本館所蔵)

  「格差社会」を乗り越える子どもの育て方
汐見稔幸(著)
主婦の友社2008
「希望が持てない」「働けない」には理由がある。親が変われば子どもが変わり、格差社会も変わる。本書は、格差社会の拡大に、人としての怒りを持ちつつ、子育ての後ろにある「時代」を深く感じ取るということと、その先行きをある程度見通していることが親として大事だという立場で書かれています。ユニークな子育て論、教育論を展開する教育学者・汐見稔幸先生の格差社会で子育てをする全ての親へのメッセージ
(本館所蔵)

成人女性の学習〜ジェンダーの視点からの問い直し
エリザベス・ヘイズ/ダニエル・D・ネラネリ―(著)
鳳書房2009
本書は、女性の学習に関する貴重な視点を提供し、成人女性の学習における共通性の主張だけでなく多様性に対する理解を深めることを目的としています。さらに、社会構造における男女の格差、「関係」の中にひそむ様々な格差について議論を展開し、ジェンダー視点からの成人学習論を問い直す一冊です。
(本館所蔵)

「パパ権」宣言!お父さんだって子育てしたい
汐見稔幸/川端裕人/岸裕司(著)
大月書店2006
いま男性に必要なのは、父権よりも「パパ権」!と著者たちは語ります。働き過ぎの企業文化、オヤジの居場所がない地域やPTA、根強いジェンダー意識、男の子育て参画をはばむ社会に対して、いまこそ「子供を育てる権利」を宣言しようを合言葉に、個性あふれる三人の父親が体験をもとに語り合う、「もうひとつの男の生き方」の提案です。
(本館所蔵)

現代社会のアジェンダ
吉岡雅光(著)
学分社 2009
現代日本社会の問題として重要なテーマである「少子・高齢化」、若者の職業選択」、「社会的格差の拡大」などについて、社会学の分野から多角的に検証・分析しています。近年、グローバル化が進み混迷する現代社会において、課題解決のためのヒントを示しています。『アジェンダ』とは行動計画を意味しており、日本社会がもつ可能性と今後の進むべき道筋を探る興味深い一冊です。
(本館所蔵)

コミック ごーガイ!岩手チャグチャグ新聞社
飛鳥あると(著)
講談社 2010
一関市在住の新人漫画家、飛鳥あるとさんの話題の一冊です。この本では、岩手県にある地方新聞社の県南支局の女性記者が、地域の伝統文化や行事など取材する中から、地域の人々との交流や発見を描いています。実際に自分の目で見てふれあって、そして人々の心に届く記事を目指している記者の姿に、地域を大切に思っている著者の姿が重なります。また、岩手県内の文化・観光情報も紹介されており、コミックが苦手な方でも十分に楽しめる一度で二度おいしい本です。
(本館・別館所蔵)

2010年6月1日に急逝された高橋梨香さんの遺作
奇跡のウェディング

高橋 梨香(著)
主婦と生活社 2010
2008年に乳がんの闘病生活を綴った『がけっぷちナースがんとともに生きる』の著者が結婚し、結婚までの道のりを綴った第2弾です。重篤な病気になった時には、誰もがその先にある『死』と直面し悩み苦しみます。前向きに頑張っている人は何て強い人なんだろうと思ってしまいがちですが、この著者もそうであるように弱い自分を隠さずに家族や友達など周りの人たちに支えられ見守られながら『生きる』ことの大切さに気づいていきます。お勧めの一冊です。
(本館所蔵)


  リブという革命
加納 実紀代(著)
インパクト出版 2008
『文学史を読みかえる』シリーズの第7弾。目次抜粋_対談:フェミニズムと暴力<田中美津>と<永田洋子>のあいだ/セクシュアリティ表現の開花_フェミニズムの時代と森瑤子・津島祐子・山田詠美/国境を超える性_からゆきさんと「慰安婦」/隣接諸領域を読む(藤純子・ピンク映画・中島みゆき)ほか
(別館所蔵)

  ジェンダー視点から戦後史を読む
米田 佐代子ほか(著)
大月書店 2009
歴史認識において「ジェンダー視点」をもち、その視点から「戦後史」を捉えなおすと、どんな課題があるか解明した意欲作です。憲法、教育、労働運動、性とセクシュアリティ、地域社会、戦争の記憶、平和運動、人間関係論の8つのテーマから、それぞれに内包されるジェンダー問題とは何かを示します。各分野の第一線研究者による研究成果が収められています。
(別館所蔵)

 人生に大切なことはすべて絵本から教わった
末盛/千枝子(著)
現代企画室 2010
彫刻家船越保武を父に持ち、4歳から小学校5年生までを疎開先の盛岡で過ごした絵本編集者の末盛千枝子さんの自伝。人が生きていくための知恵や勇気、やさしさ、そして悲しみなどが描かれた宝物のような絵本の数々を紹介するとともに、芸術家一家に育ち、世界中の素晴らしい人々と出会い交流するなかで、さまざまな波瀾を乗り越えてきた自身の半生を語ります。豊かな示唆と希望を与える一冊です。
(別館所蔵)

 世代間連帯
上野千鶴子/辻元清美(著)
岩波新書 2009
「おひとりさまの老後」のシナリオは、ロスジェネ世代には通用しない?団塊世代は、年金を食い逃げして、逃げ切るのか?とかく対立が煽られがちな世代の違いを超えて、安心できる社会とはをめぐって、辻本清美さんと上野千鶴子さんが、政治家と社会学者として、労働、教育、福祉、医療、年金、子育て、税金などの課題と解決策を語り尽くします。
(別館所蔵)

 年寄りはだまっとれ!?
米谷 ふみ子(著)
岩波書店2009
アフガニスタン攻撃、イラク攻撃と突き進んだ、ブッシュ政権の八年。戦時国家となったアメリカは、国内もめちゃくちゃ、国外もめちゃくちゃ。一方の日本は政治も、社会も、経済も、毎日首をかしげることばかり。
そんなときこそ必要になる、突破口。現状を打ち破るためには、「女は黙っとれ!」「年寄りは黙っとれ!」と言われても黙っていては駄目。年寄りよ、女よ、若者よ、大いに喋りましょう、平和のために、と語る著者の面目躍如の一冊です。
(別館所蔵)

 働きすぎに斃れて_過労死・過労自殺の語る労働史
熊沢 誠(著)
岩波書店  2009
なぜ彼らは死にいたるまで働いてしまったのだろう。ふつうの労働者が「しがらみ」に絡めとられながら限界まで働くことによって支えられてきた日本社会。そのいびつな構造が生み出した膨大な数の過労死・過労自殺の50以上の事例を凝視し、日本の労働史を描き出します。現状を変えていくための鎮魂の物語です。
(別館所蔵)

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