新着図書(2017.2)No.2

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 2017年2月新着図書2
日本女性の底力
白江亜古(著)
講談社 2016
渡辺和子、三木睦子、瀬戸内寂聴、大橋鎭子… 自分の仕事を愛し、生涯を打ち込んだ27人の女性たちのインタビュー集。戦後の混乱を生き抜き、世の中の移り変わりをその目で見たからこそ伝えたい話。凛とした生き方と、一人ひとりが持っている「言葉」。人生の指南書として読んでいただきたい一冊です。
にじ色の本棚-LGBTブックガイド-
源ミナ太 他(著)
三一書房 2016
セクシャルマイノリティ関連の本72冊と映画11本を分かりやすく紹介しています。当事者や性的少数者の支援にあたる人、「LGBTについて知りたいけど何を読んだら良いか分からない」と感じている人にオススメの本です。
文芸的書評集
与那覇恵子(著)
めるくまーる 2016
1980年から2015年までに刊行された現代女性文学の書評集です。女のセクシュアリティ、ジェンダー思想、フェミニズムの風景、家族関係の変容、言葉(言語)の可能性などに着目した百数十冊に及ぶ書評が年代ごとに掲載されています。この書評集を読んで、心惹かれる作品に出会えるかもしれません。
女は覚悟を決めなさい
黒川伊保子(著)
ポプラ社 2016
女性は男性よりも人生の選択肢が多く、どうやって「覚悟」を決めて切り開いていくかをユーモア溢れる文章で説いています。また、脳科学に基づいた女性脳と男性脳の違いを知って、より生きやすい人生にしましょう、という女性へのエールがたくさん詰まった本です。
これから戦場に向かいます
山本美香(著)
ポプラ社 2016
イラク戦争当時、バクダット市内に記者として滞在中にアメリカの誤爆に遭遇し、ロイターの記者が被弾するという事件がありました。被害者を血だらけになって助けようとしたその姿が報道され、より知られていくこととなった記者山本美香。若くして戦場に散った彼女の生き様を、多くの方に知ってほしいと思います。
旅立ちのデザイン帖-あなたらしい”終活”のガイドブック
NPO法人ライフデザインセンター(著)
亜紀書房 2016
誰にでも死は訪れる。いつか必ず訪れる死に対してどのように向き合い、準備していったらよいのか、そしていまをどう生きていくべきなのか…。自分らしい旅立ちに向けて、老後の保険から財産管理まで、介護サービスから終末期医療まで、遺言・相続から葬儀の生前準備まで、「生老病死」にまつわるお役立ち情報満載の一冊です。
生きるための選択-少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った
パク・ヨンミ(著)
辰巳出版 2015
この本は、13歳で脱北した著者の手記です。生きる権利も自由の意味も知らなかった少女は、命の危険を感じ母と脱北を決意。行くも地獄、戻るも地獄。想像を絶する過酷な状況の中、生きることを選択した少女は前に進みます。真実を伝えることを使命に生き抜いた著者の強さと聡明さがこの本から伝わってきます。
コンビニ人間
村田沙耶香(著)
文藝春秋 2016
正社員として働き、結婚して子供を作り家庭を持つことが「普通」であって、そこから外れた生き方は「普通」ではない。36歳未婚、コンビニでのバイト歴18年の女性が、周囲から「普通」という偏見を押し付けられ流されそうになりながら、自分のあるべき生き方を模索する姿を描いています。
ゆらぐ親密園とフェミニズム
-グローバル時代のケア・労働・アイデンティティ
海妻径子(著)
コモンズ 2016
東京と岩手を行き来している著者が、ごく普通の日常生活をフェミニズムの視点を通して繊細に観察し、考察した一冊です。仕事や子育て・介護に追われる女性たちの心の声や、現代のジェンダー問題についても語っています。
透明なゆりかご(4)
~産婦人科医院看護師見習い日記
沖田×華(著)
講談社 2016
第4巻も入りました!
1~3巻は、コミックコーナーに配架しています。

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